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弊社のチタンリサイクルについての取り組み|株式会社アルケー

2024.03.06
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弊社のチタンリサイクルについての取り組みをご紹介します。

 

 

2024年3月6日

 

今年もチタン端材等金属端材の回収が行われました。

サイズや材質によってより分けています。

 

 

SDGsに適った、持続可能な金属リサイクルの形

弊社のリサイクルについては、以下のようにしております。右の赤丸の部分です。

チタン端材を有効活用する独自のリサイクル手法

✔ 弊社では、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、

金属加工工程で発生するチタン端材のリサイクルをしています。

再溶解ではなく、環境負荷を抑える添加剤リサイクル

  • 従来は廃棄されることの多かった端材を、他金属の添加剤として再利用することで、
    資源の有効活用と環境負荷の軽減を両立しています。
  • チタンには他金属の性質を安定化・改良する特性があり、
    この機能を生かして新たな価値を生み出しています。
  • 一般的な再資源化手法には、チタンそのものを再溶解して再利用する方法もありますが、
    このプロセスは非常に高い成分管理と異物混入防止対策が求められます。
    そのため、出所が明確で状態の良い純金属のみが対象となるケースが多く、
    コストやエネルギー消費も大きくなります。
  • 一方、眼鏡素材などで使われる純チタン2種やβ合金といったチタン合金の端材は、
    再溶解して材料に戻すよりも、添加剤として再利用するほうが環境面・経済面ともに合理的です。
    再溶解には多くの電力と熱エネルギーが必要となり、CO₂排出量の増加にもつながるためです。

弊社では、金属の特性を深く理解し、高純度素材を扱ってきた経験を活かして、

安定した品質での再利用を実現しています。

このようなリサイクルの形こそが、SDGsの理念である「つくる責任・つかう責任」に

沿った持続可能なものづくりだと考えています。

 

 

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